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10月, 2017の投稿を表示しています

本日、バーオープン記念「秋を味わう炭火パーティ」開催。まだお席あります!

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隣町バー火鉢をプレオープンしてから1ヶ月弱。本日18時より、バーオープンを記念した秋を味わう炭火パーティを開催します。 facebookなどで予約を受け付けてきましたが、 まだ2、3席余裕があるので、ぎりぎりまで受け付けております。 ご希望の方は隣町珈琲までお電話ください。 03-6451-3943 まで! 原木椎茸と里芋(きぬかつぎ)など秋の味覚を七輪で焼きながら、芋煮に入れるお餅も焼いてください! 外に出した七輪ではさんまも焼く予定です! 小雨模様との予報ですが、隣町珈琲の店内は熱い!

台風21号と「選挙特番を見るナイト」とギリギリな私

台風21号が接近する中「選挙特番を見るナイト」と称して、急遽バーを開いた日曜日。誰も来ないかと思っていたが、ありがたいことに2人のお客さんに来ていただけた。喫茶の店長も残って、4人でワイワイ。売り上げは少なかったが、どなたか来ていただけでもやった甲斐はあった。片付けを終えて、店を出た23時半頃は比較的雨風も静かになり、ほっとして帰宅の途についたのだが、人生お手上げのギリギリな私、そうは問屋が卸さなかった。今日一日の終わりにも神は試練を与えたもうた。 帰宅の電車で眠ってしまい、下車する浅草を乗り越した…。 気づいたのは4つ先の駅、荒川を渡る手前にある京成線八広駅。台風でダイヤが乱れた終電車。折り返しの上り電車は無く、台風が接近しつつある真っ暗な駅前に放り出された。タクシー乗り場もみつからない。見知らぬ町の誰もいない真っ暗な交差点に立って、時折強く吹く台風の風に傘をあおられながら、遠くから近づいてくる車に赤い空車ランプがないかと目を凝らす。地元浅草と違って、絶望的なくらいに何も無い駅前。一緒に終電を降りた数人の人たちの姿も見えなくなって本当にひとりぼっちになってしまった。 ここはどこ?私は誰?とはまさにこんな時に使う言葉。すっかり目も覚めた。 200mくらい先に止まっているタクシーを一台見つけたが、そこまで歩いて行こうかと思った途端にそのタクシーはUターンして去って行き、無線タクシーを電話で呼ぶ気力も無く、立ち尽くす。小銭入れの中を見ると千円札が2枚と小銭。カードは入っていた。 歩いて帰れるかな…と、Googleマップを開く。 八広、京成曳舟、押上へ、まっすぐスカイツリーを目指せば帰れそうだ。上野・浅草間の2倍くらいか…歩けない距離ではない。荷物が無くて、晴れた日ならば歩いて帰ったかもしれない。けれど、台風接近中。背中のリュックが濡れないようにと持って来た75cmの大きな傘は風にあおられ壊れかけている。やはり歩きは現実的ではない。心もとない財布の中味を思い浮かべながら、雨粒に潤んだiphoneの画面を着ている赤いジャンパーで拭いて、腹を決めて交差点でじっと待った。 隣町バーを始めて、お客さんや店の人たちに励まされて抱いたギリギリの状況を脱することができるんじゃないかという淡い期待が冷たい雨に濡れ、暴風に吹きとばされて、闇の中に吸い込まれて行く。本

売り上げ2200円也と今夜選挙特番見るナイトのお知らせ

昨日は疲れた。 都営浅草線戸越駅押上方面最終電車23時54分、傘がいらない程度の霧雨の中、小走りで間に合う。電車の中では、涎垂れそうになりながらうつらうつら。浅草駅から15分弱の家までの道のり、さすがに今日はタクシーに乗ろうかと思ったが、地下鉄の出口で空車が捕まらず、少し歩いたら、もういいやと、結局は家まで歩いてしまった。こんな深夜にリュックしょって、パソコンバッグと余った食材の袋ぶら下げたアラフィフ。3年前に乳がん再発宣告された人とは誰も思うまい。心安らかな人生を願って、徹夜仕事にもなる前職としばらく距離を置いて、いろいろ模索していたにもかかわらず、こんな生活をしている。今日は朝8時半に家を出て、帰宅が24時50分。ほんとうに長い一日だった。 隣町珈琲の昼の喫茶でのバイトとバー営業が続いて一日店にいたのだが、台風21号が接近、テレビの天気予報がやたら警戒を呼びかけ続けるもんだから(これは正しいことなのですが)、バーの売り上げは2人で2200円。とほほである。 バーを始めてから4回目の営業。ここ3回は毎回7〜8人のお客さんに来ていただき、まずまずの滑り出しだったためいい気になっていた。しかしこれが現実だ。営業日を増やしたものの、これではかえって首を絞める。が、天候にはかなわない。 2人でたった2200円ではあるが、お客さんの1人が、自宅で使わなくなった白炭を寄付して下さった。なのでビール一本分だけお代をいただいて、ほかの飲み物1杯分とお通し、ちょっとしたお惣菜はサービスさせていただいた。そのための2200円なので、炭を購入したことを考えると、損したとも言えない。もともと平川さんのファンで、隣町珈琲にも来たことがある方。もちつもたれつありがとうございます。 というわけで、深夜の浅草駅からの帰り道、人もまばらになった暗い浅草寺の境内を通り抜け、霧雨の六区では終電を逃した若いサラリーマンのグループと行くあての無い人たちがちらほら。そういえば、かつてビートたけしがこの先の入母屋という飲み屋に通ってたって、捕鯨船(居酒屋)のおやじが言ってたなと思い出し、でも今、居酒屋に行く金も無し。歩きながら、このブログに書けそうな面白そうなフレーズも結構思いついていたのだが、あまりに疲れて、一晩寝たら忘れてしまった。一財産無くした気分。お金のない今、頭の中に浮かぶ有象無象

緊急企画!「隣町バー火鉢」で選挙特番を見るナイト開催!22日(日)18時〜

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前回、次は金欠の訳を書くと締めたのだが、それより先に、日曜日の緊急企画を思いついたので、そのお知らせを先に。 日曜日とは明後日、10月22日(日)第48回衆議院議員選挙の日。 この、天下分け目の決戦と思ったらとんだ見当違いで、とはいえ、瓢箪から駒の立憲民主党なんて新党も発足したりと、盛り上がってるんだかなんだかわかりづらい戦いとなってしまった微妙な選挙の開票速報特番を、我が「隣町バー火鉢」で一緒に呑みながら見ませんかという企画である。 サッカーW杯の試合をスポーツバーでみんなで盛り上がるのだったら、選挙特番見ながら隣町珈琲で一緒に盛り上がってもいいじゃないかというわけ。 選挙というのは必ず日曜日に行われるので、開票の夜は多分、明日の仕事に備えて多くの人が自宅で過ごすのではないだろうか。私のような一人暮らしのものは大抵、一人寂しく選挙結果に無念をかみしめ、恨み言をツイッターにつぶやいたりしている。ただ、恨み言ならひとり噛みしめるのもいいけれど、このところの「池上無双選挙特番」の盛り上がりなどは、スポーツバーのサッカーの試合よろしく、同じ場所で共有したい思いに駆られ、こういうときには同居人がいたらなあと思ったりもする。 というわけで、思いついたのが「隣町バーで選挙特番を見るナイト」である。 今、バーの方も新規顧客大開拓中であり、少しでも収入を増やさなければ、私の行く末も危ない。本当に危ない(この話はまたあらためて)。自宅でなんの生産性もなく、選挙特番見ながらブツブツ言ってたって、一銭にもならないどころか、選挙の結果次第では怒りのぶつけどころもないのである。ならば、同じようなこと考えてる人で集まって、特番見ようじゃないのよ〜、そのかわり、お店でお酒がんがん飲んでね♡下戸の人には珈琲もジュースもあるわよ!というわけだ。 当日、バーは18時に開店(それまでの時間帯も喫茶を営業しているので、早めに来ても大丈夫です)。20時の開票速報が出るまでは、議席予想などしながら速報を待つ感じ。閉店時刻は22時だが、23時くらいまでは延長可能。 この日はママの私や喫茶の店長もお客様と一緒に床屋政談できるよう、飲み物以外の肴は乾き物中心の簡単なものにする予定。20時の開票速報開始まではナポリタンとかドライカレーなどのご飯ものも作るので、お腹が空いてる方は20時ま

隣町バー『火鉢』とは〜バーを始めた理由その1

そろそろ、バーのママを始めた理由を書かねばならないのだが、前回の最後にも書いた通り、文体をどうするかでちょっと迷っている。ママなのに「だ調」…。しかし、ですます調で語れるほど、気持ちに余裕もない。女言葉を使うのもわざとらしい。それで、あらためて前回の投稿を読んでみたのだが、やたらと体言止めが多い。そうなると、文体云々より、文章が下手で読みづらいだけってことか…。とりあえず、体言止めばかりにならぬよう気をつけよう。 と、ここまで書いて、初回の投稿にも、 どこでどんなバーを始めたのか、基本的なことを書いていないのに今頃気づいた。 バーを始めた理由より先にまずそれだろうと自ら突っ込む。 これでは既に常連となってるお客さんや私の知り合いにしか分からない。バーのお客さんを増やすためにこのブログを書いているというのに何の意味も無いではないか。 というわけで、バー「火鉢」である。 正しくは、隣町バー「火鉢」という店名。品川区、東急池上線の荏原中延にある喫茶店・隣町珈琲の営業終了後、夜の時間帯(18〜22時)に営業している。10月はプレオープン期間として、不定期営業、メニューや価格も実験的にいろいろお試し中。 この隣町珈琲は「小商いのすすめ」や「移行期的混乱」などの著者であり、声と語りのダウンロードサイト・ラジオデイズを運営するラジオカフェの社長でもある平川克美さんがオーナーの喫茶店だ。月のうち何日かは喫茶店終了後にトークイベントなどが行われ、その音声をラジオデイズで販売している。 私は5月の終わり頃、そのトークイベントに聴衆として参加したのだが、終了後に雑談で、金欠だと話していたら、いつのまにか昼間の喫茶店で週一のアルバイトをすることになっていた。ちょうど、それまでのバイトの人が辞めて、店長1人で困っていたところだったらしい。で、6月からこの喫茶店に週一で通っている。そして、3ヶ月が過ぎた頃、「夜の空いてる時間にバーやらせて下さい!」と申し出てみたら、「やってみれば」とすぐに快諾いただき、こうしてバーを始めたというわけなのだ。 そもそも、私は「火鉢クラブ」というものをやっていて、将来「火鉢カフェ」を作ることを目標に、火鉢や七輪で炭火を囲んで楽しむイベントなどをたまに開催している。それで、バーにもミニ七輪や小さな火鉢を置いて、バー「火鉢」とすることにした。

いや〜、飲食業って大変です…「隣町バー火鉢」オープン初日&2回目の報告

もはや、2回のバー営業が終了したが、いまだこのブログはアップされていないという体たらく。やはり、立ち仕事、客商売は体力消耗が激しく、夜10時に閉店し、片付けをして終電で帰宅すると、その後、文章を書く体力は残っていない。昼間は昼間で、何をやっていたか思い出せないが、何かをやっていた。 ああ、いろいろ書きたいことはあるのだが、頭の中で散乱していて、収拾がつかない。そもそも片付けられない女ゆえ、頭の中の整理整頓もうまく無いわけだが、疲れというものはそれを加速する。ああ休みたい。ああ、眠りたい…。 ZZZZZ というわけで、数時間眠って、再び書き始めた。 本来は、「なぜバーを始めたか?」という口上から書かねばならないのだけれど、もう2回目の営業も終了してしまったため、先に、バー初日と2回目の報告からはじめる。 バー初日は、初回にもかかわらず、昼間に別の予定を入れていたため、お店に着いたのは開店15分前という、のっけからの体たらく。メニューを書く時間も無く、「あるものはあります」という、「いいかげんバー」なスタートとなってしまった。 すべてメニューは口頭で伝える。「文字(ビジュアル)を使わない」というのは新しいかもしれないが、まあ、今回の場合はただの怠慢です。はい。 10月はプレオープン期間ということで、メニューも毎回変えて、値段もその時によって微妙に変えて様子を見る。初回はチャージはいただかず、お酒をオール600円にしたが、七輪の炭代もかかるということで、2回目は炭チャージとして400円いただき、お酒は一部を500円に下げてみた。あと3回いろいろ模索してみる予定。 お酒はバー火鉢ということで、燗酒を売りにしようと、火鉢クラブではおなじみの愛媛内子町の酒六酒造から「燗酒」を取り寄せた。開店祝いに、京ひなブランドの上撰の生原酒も送っていただく。それら日本酒のほか、ビール小瓶、ハイボール、焼酎、梅酒。2回目の営業では赤ワインも投入。 酒の肴は、初回は炙りものと乾きものが中心。キビナゴ、ホタルイカ、干しダコ。グリンピースのスナックがお通し。初回、きんぴらごぼうを作ろうと思っていたが、メニューさえ書けなかったくらいなので、当然、料理している暇はなく、乾きものと干物の炙りのみのスタートとなってしまった。 2回目の営業

隣町バー火鉢 10月7日(土)プレオープン!

荏原中延にある喫茶店・隣町珈琲の喫茶営業時間終了後、 18時〜22時の夜間に間借りして、火鉢バーをやらせてもらうことになりました。 10月7日(土)から始めます。 隣町珈琲主催の夜のトークイベントなどがない日に 当面は週に1日か2日程度を目安に営業。 10月の営業日は以下の通りです。 10月7日(土)、10日(火)、19日(木)、   24日(火)、30日(月) お試しにいろんな曜日で営業してみようと思っています。 18時〜22時くらいまでの営業です。 【貸切について】 また、上記の日程以外でも、隣町珈琲のトークイベントの開催日などと重ならない日であれば、「この日に行きたい!」と日時をご指定の上ご予約下されば、私の身体が空いている限りはお受けして営業したいと思いますのでお気軽にご相談下さい。 以下のメールアドレスまでお問い合わせください。 hibachibar@gmail.com 喫茶営業の時間帯はご近所の常連さん、隣町珈琲ファンの方々、通りがかりの方、仕事の打ち合わせの方など、人数は少ないものの、いろんな方がいらっしゃいます。 夜の営業でもどなたでも入りやすい、オープンな空間になればと思います。