ちょっと不安になってきた。某公共放送から連絡あるも…

ブログも2週間のご無沙汰でした。
このところ、パソコンに向かってもどうも調子が出ず、数行書いては、違うな…とボツ。眠気に負けて完成せず。椅子で寝て首が痛くなって、今日は諦めて寝る。などなど、いたずらに睡眠時間が短くなっただけで、これって、私の調子の良くない時のパターン。どこかでリセットしないと何も進まないのであります。

隣町珈琲で並行して進めていた「こども食堂」(もちろんボランティア運営です)は大盛況で、SNSで報告しても反響がすごいのに、私の生活を支えるべき「バー火鉢」は、11月頭の連休が終わってからというもの、来客数も低値安定路線に収束していきそうな雲行き。今夜は「たこ焼きナイト」を実施したにも関わらず、客足はいまひとつ(来ていただいたお客様には感謝しております!)。一発逆転などとも言っていられなくなってきました。このままでは、2年前、この隣町珈琲が来客の少なさゆえに夜の営業をやめた時の二の舞になりかねない・・・。「バー火鉢」ちょっと方向性を見失ってきているかもしれません。

「こども食堂」の対象の明確さに比べたら、「バー火鉢」はそのへんが曖昧です。本当に炭火を愛する人に向けたなら、この荏原中延という立地を考えればこの客足は当然の結果。ファンを増やすには時間がかかりそうです。なにか「ブーム」みたいなことがこない限りは…。

少し前、一瞬そういう兆しはあったのです。
もう2週間以上前になりますが、こんなことがありました。
実は公共放送の某番組から「火鉢について伺いたい」と電話があったんです。お!テレビ来たー!ブーム来るかー!っと思ったまでは良かったのですが、そのあとがダメでした。

先方「火鉢って今、流行ってるんですか?」
私 「いや、流行ってはいないですね。」
先方「・・・」

先方「火鉢カフェは最近は、やってないんですか?」
私 「火鉢って重くて会場に運ぶのが大変なので、最近はミニ七輪使ってます。
   でも火鉢クラブのイベントだから、七輪のことを火鉢と間違う人がいて困ってま
   す。火鉢クラブなのに、最近は七輪ばかりで…。」
先方「・・・」

先方「ちなみに6日(月)に中継なんて可能じゃないですよね?(この電話は2日)」
私 「この日は店は休みで、私も友人と会う約束が・・・。
   でも、宣伝になるならやりますよ。」
先方「いえ、公共放送なので、宣伝はできないんです。」
私 「そういう意味ではなくて、放送に乗ったら、結果、宣伝効果があるだろうなと。」
先方「・・・」

こういうときは黙って「6日?大丈夫ですよ」と答えときゃいいのです。
それに「宣伝」という言葉。これ口に出されると、取材する側はテンション下がるんですよね。あくまでも、取材者が面白い!と思って取材するという気持ちで臨めないと。かつて私も取材者として、こうした取材をしたことがあるにもかかわらず、そのへんの心理も考えず、「宣伝」などという言葉を使ってしまった愚。

先方「また、お願いすることがあれば連絡しますんで。」

というわけで、いまだ連絡は来ていないというわけ。
そもそも、こういうヒマネタで中継が連絡の4日後、という時点で空いた穴を埋めるためのネタをあわてて探している感が満々なのですが、生放送の情報番組やニュース番組というのはこういうスケジュール感で動いている部分があるのも事実で、まあ、ちょっと面白そうな複数のネタにとりあえず探りを入れてたという程度の電話だったんだろうと思います。でも、そこで波に乗れる人というのは、上記のような受け答えはしないんでしょうね。

『火鉢が最近流行り始めているらしい。そんで、火鉢クラブが企画する火鉢を囲む火鉢カフェが人気だそうだ。』という状況が実現する言葉をとっさに発することができるのでしょう。

インスタグラムなどSNSの反応を見ていると、ミニ七輪の画像に対する反応はまあまあで、「結構来てると思いますよ、火鉢!正確には炭火か?」と答えたって、あながち嘘ではないのでしょう。それに、火鉢や七輪をもっと知ってもらいたくてやっているのだから「まだ流行ってない」のは当然なわけで、ならば、それらの素晴らしさをもっとわかってもらえるように熱く語ればいいものを、なんだか火鉢初心者を困惑させる話ばかりしてしまう。これって、無意識にブームになることを拒否しているのかもしれません。

だめだめですね。ブームにでもならないとバー火鉢あがったりだ…と冒頭で言っておきながら、無意識に拒否。なんだかんだいいながら、臆病なんだと思います。ブームに乗る自分が見えない。このブログがなかなか弾けないのも、そういう臆病のせいなのかもしれません。怠け者だということと、運もあると思います。

実は某通信社からも取材の依頼が来たのですが、隣町バー火鉢ではなく、古民家風での火鉢カフェのイメージが欲しいと言われ、以前から考えていた長火鉢のあるお店でのイベントをこの際、実現しようと画策したのですが、その店なんと2週間前に閉店。一歩遅かった。じゃあ、他の場所で何か考えるかというと、考えることなく現在放置状態。みすみす地方新聞に掲載される道を捨てているわけであります。

でもねえ、私の今の状態で、火鉢のイベント一度やって取材受けても、次が続かないと思っちゃう自分もいて、腰が重くなります。今の私には余裕がなさすぎる。やはり、イベントというのは一人でやるのは大変なのです。私が隣町珈琲でバーを始めたのも、このところここでイベントをやっているのも、店構えがあることと、店のスタッフが協力してくれる環境があるからで、やれる場所でやれることをやるっていうのが、お手上げな今の私のモットー。テレビや新聞に求められれているものとそれは微妙に違ってるってことなんでしょう。ヘタレですいません。

やれる場所でやれることをやるってことではダメなのか?
現実的にそれでは収入が足りないんだけれど、でも本当にダメなのか。それをダメじゃなくするための方法はないのか?もう、四次元行って戻ってくるメビウスの輪にでも乗っからないとダメそうです。そのメビウスはどこにあるのか・・・。

このところ、谷根千のイベントに出展しないかとのお誘いや、個人の方から自分の家の近くの古民家スペースで七輪イベントをやって欲しいなどのオファーもたてつづけに来ていて、メディアでの一過性のブームではなく、小さくはあるけれど炭火ってものが若い世代の人にも受け入れられてきてる感じはあります。しかし、それが果たしてメビウスの輪につながるほどの突破口になるのか・・? それに、こんなブログを書いていたら、そちらを計画する余裕はなく、少しずついろんなことの実現はずれ込んで行くのであります。

そういえば、ちょっと前まで私の本業であったテレビ番組の構成。番組企画も宙ぶらりんになっているものがいくつかあります。そろそろなんとかしないといけないと思いながら、またボツになったらただ働きだという恐怖感との戦い。いや、それは言いわけですね。そうそう、隣町珈琲主催のイベントの企画も形にしなければなりません。そういうフリーランスの厳しさを「私はがんが再発してるから、無理はしたくない。」という言葉を言い訳に逃げていたのが私のこの1年間かもしれません。とりあえず今は生きているのだし、これからより楽に生きていくためにも、ここらへんで稼がねば!

・・・なんて言ってるけど、ここまで書いてきて、結局、今後どう動くべきなのか、答えはちーとも出ていないのであります。バーをどうするって話だったのが、テレビの企画やイベント企画もまとめねば…と対象が拡散。なんでもかんでも手を出しすぎて、虻蜂取らずになってしまう私のいつもの悪い癖がまた出てきてしまってます。

当初、お手上げ状態を脱するために考えたのは、「バー火鉢」をオープンし、ここに至るまでのがん再発からの体験やテレビの仕事との絡みをこのブログに書き綴ること。それがちょっとくらいは話題になってくれて、バー火鉢のお客が増えたり、火鉢クラブが注目されたりすればなあという思惑があったわけですが、ブログをちゃんと続けることは思ったより体力が必要で、このとおり更新が滞ってしまった。

テレビの仕事で構成台本やナレーションを書くときもかなり体力が必要ですが、やはり「仕事」として待ってる人がいることが、それを乗り越えさせてくれます。しかし、ブログは締め切りもないし、誰が待ってるかもわからない。これでちゃんとしたものを定期的に書くのは修行以外の何ものでもない。部屋の掃除や洗濯さえすぐに溜めてしまう私にとってはかなり難しい所業です。

ですが、とりあえずはブログを更新せねば始まらないべ!と思い、そして、今夜はバーの片付けをやってて終電を逃してしまったということもあり(!!)、店で始発が出るまでの間に寝ないでブログを書いてるというわけです。しかし、今日のブログの内容は、50絡みの女がこんな無謀な体力の使い方(昨日は午前10時からの喫茶勤務からバーまでずっと一人でやっていた)をしてまで書くほどのものなのか…と、ここまでを振り返りながら愕然としている午前5時半なのであります。あら、いつのまにか始発出てるじゃないですか。とほほ。

ほんと、私はどうなっちゃんでしょう。
今月の収入は上記のような状況で、あまり期待できなさそうです。
とりあえずは虻蜂取らずとか言わないで、思いついたことは次から次へと形にしていく努力をするしかないんでしょう。ブログも何を書きたいのかわからない垂れ流し状態になってきていますが、とりあえず書き続けるためには、もうその時の思いだだ漏れでいくしかないのかも。そういえば、今週のシュガーさんの星占いで私蟹座のところには「辞書など捨て置け」「ナポレオンより修造(松岡ですね)」と書かれていました。もうだだ漏れでいいってことなんですかね(笑)。結構、いつも占いに左右されてる私です。しいたけ占いとか石井ゆかりの筋トレとかジョナサン(オスカー)・ケーナーとかいつもチェックしてますから。

というわけで、みなさま、とりあえず、隣町バー火鉢にお酒飲みに来てください。メディアの取材も大歓迎です。そして、売上アップさしてくだせえ。なんなら、在庫がまだまだある「空飛ぶ火鉢VOL1」を買ってもらってもいいし( 火鉢クラブショップで売ってます http://hibachiclubshop.com/ )。

考えてみれば、半年前に語っていた妄想のようなプランで忘れかけてたのがいろいろあるなあ。そういうのも松岡修造のような気持ちで実現させないといけないのかもね。収拾つかない投稿ですいませんでした。ここまで読んでいただきありがとうございました。

やばい、もう寝なければ。いや、家に帰らなければ。とりあえず昼すぎまで寝ます!

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